粗大ごみをうまく活かした体験談

どんなものでも必要とされなくなればごみになります。これはどんな時代でも変わらぬ真理です。元の値段が10万円以上したと言われても、使い道がないものは捨てるしかありません。
しかし、自分からすれば使い道がなくても、他の誰かが必要とするかも知れないという道具もまた、昔から存在します。
今回は、愛着のある道具を粗大ごみとして出したくないと考えている人に向いている体験談を紹介します。

処分に困る愛着のあるベッド

その人は、結婚を機に実家から出て生活を始めました。しかし、実家で生活しているときから使用してきたベッドに愛着があり、それだけは新居にも持ち込んだのです。

しかし、それから何年かすると、お金もある程度貯まってきたので、マイホームを購入することになりました。
その際、気分を一新するとの意味から、家電製品や家財道具を買い換え、文字通りの新生活を始めるのだと、配偶者とも語らって決めました。
しかし、そうなると実家暮らしのときから使用してきたベッドがいらなくなります。こしらえのよいそれは、もう何年も使ってきたにもかかわらず、さほど痛んでいません。
それに何より、愛着のある品をごみとして捨てるのは抵抗があり、どうにかならないものかと知恵を絞りました。
痛んでいないとは言え、もう使い始めてから長いベッドが売れるとは思えませんし、知り合いに声をかけてもいらないと言われては、やはり粗大ごみとして廃棄処分するしかないのかと思われました。

捨てる神あれば拾う神あり

しかし、捨てる神あれば拾う神ありということわざがあるように、引取先を見つける方法を発見しました。
その人が住んでいる町では、いらなくなった家財道具を無料で引き取ってくれるサービスがありました。これは単に廃棄処理を無償でしてくれるという意味ではなくて、まだ使えそうなものを引き取って、欲しいという人に無料で引き渡すという、いわゆるリサイクルを主眼としていたものなのです。
捨てるのは嫌だが、自分の代わりに誰かが使用してくれる分には構わないと考えたその人は、サービスを利用してベッドを引き取ってもらいました。

ごみを減らすために必要なもの

まだ使えるものを、いらなくなったからと単純にごみ扱いしていたら、本当にそこら中がごみだらけになってしまいます。
しかし、この方法を用いれば、ものがいらなくなった人が無償でそれを処分でき、ただで何かを手に入れたい人のところへ行くのですから、無駄になりません。
地球環境の保護を単に呼びかけるのではなく、関わる人間にそれぞれ利益をもたらすシステムこそが、ごみを減らすために必要なものなのでしょう。